とにかくお腹が太って見える一番の原因は脂の多さです。お腹の脂肪は一度ついてしまうとなかなか取れにくく、最後まで残っていると言われる箇所です。
そして皮下脂肪、内臓脂肪と脂肪にも種類があるので落とすのが本当に難しいんです。
そもそも脂肪がつく原因はカロリーを多く摂取してしまっていること、そして運動不足と、脂肪が溜めやすいライフスタイルになっていることがほとんど。
脂肪燃焼を中心に痩せやすく太りにくい体質に変化させるのが理想です。

体の様々な部分によく見られる肌表面のデコボコ、これがセルライトです。
セルライトは日本人女性の80％以上にあると言われているんだとか。また、セルライトでデコボコしたお腹周りは見た目もあまり良くはないく太って見えがち。
そもそもセルライトとは、毛細血管周りの脂肪に血管やリンパ管から出た「水分」や「老廃物」が絡み付いて溜まってしまった状態のことを言います。
表面がデコボコして見える理由は皮下脂肪をため込むことで、老廃物や水分を排出が滞ってしまい、結果的にリンパ管や毛細血管が押し込まれ、変形してしまうからなんです。
セルライトは1日2日の短期間でできるわけではなく、長い年月をかけてできるものなので気づいたらセルライトができていた。何てこともあるので要注意です。
セルライトができやすい人の特徴として食生活の乱れが挙げられますのでとにかく、1日のカロリーは守り、栄養バランスよく、そして継続させるのが重要です。

筋肉は体を支えたり、姿勢を維持したり、立つ・歩くといった日常動作をしたりする、生きていく上で欠かせない組織です。筋肉は体を覆い、脂肪や内臓が外に出ないようガードする役目もあります。
そのため、インナーマッスルの量が減少すると、脂肪や内臓を抑える力も低下してしまい、結果的にお腹が出てしまうことになります。

基礎代謝は体温の維持、心拍、呼吸など、生きていくために必要最低限のエネルギーのことを言います。
基礎代謝のなかでもっとも多くエネルギーを使うのは、筋肉なので筋肉の量が多いほど基礎代謝が上がって痩せやすい体になります。反対に筋肉量が少ないと基礎代謝が下がって太りやすい体になってしまいます。

当たり前ですが食べ過ぎは太ります。1日の摂取カロリーと消費カロリーを比べて摂取カロリーが多いと脂肪はどんどん蓄えられていきます。
また、若い時から変わらず摂取カロリーも一緒のままだと30代、40代と年齢を重ねるにつれてどんどん太ります。
その理由は加齢によって代謝が落ちていくから。代謝が落ちるということは消費カロリーも少なくなり、結果脂肪が蓄えられるというワケです。

女性は出産によって体はもちろん、体内の状況も変化します。妊娠から出産まで筋肉が落ちるので基礎代謝が低下し、結果的に脂肪が付きやすくなってしまいます。
さらに出産の影響で骨盤に負担がかかり、体型が崩れ、お腹周りに脂肪が付きやすくなります。
また、妊娠中に摂取していた大量のカロリーを産後も同じように摂取している人も多く、その状態が続くと脂肪が蓄えられて、お腹も太ってしまうというワケです。

女性ホルモンには「エストロゲン」があります。これは脂肪が体に蓄積されるのを防いだり、食欲を抑えたりする働きがあります。このエストロゲンの分泌が減少して止まる更年期以降は、お腹周りに脂肪がつきやすくなってしまいます。

お酒は、基本的に栄養価が高くない上にカロリーは高い飲み物です。
さらにアルコールは糖質、脂質よりも先に消費されます。結果的に食事でとった脂質や糖質がエネルギーになりにくく、ぽっこりお腹になりやすくなります。
そして、飲酒後は空腹感になりやすく、酔っ払ってしまうことで正常な判断もできなくなり、せっかく節制してたのにお酒の勢いでいつもよりたくさん食べてしまう人もたくさんいるのでお酒の見過ぎは太る、ということです。

内臓周りの深い部分についた脂肪のことを内臓脂肪と言います。
お腹周りの臓器周りに多くつくので、結果的に内側からお腹が大きく張って見えてしまいます。
りんご型の太り方などとも呼ばれることも。
内臓脂肪がついてしまう原因はカロリーの摂り過ぎ、運動不足です。
消費税カロリーよりも摂取カロリーが多いと内臓脂肪として蓄積されてしまいます。特に気をつけなければいけないのは
毎日の食事で摂取するカロリーよりも消費するカロリーの方が低いので、余剰カロリーが脂肪になって内臓脂肪として溜まります。
自然に落ちることはないので食生活の見直し、適度な運動が必要になります。

食生活を見直すことで内臓脂肪対策ができます。まずは1日の消費カロリーと消費カロリーをしっかり把握し、低糖質、低脂質、高タンパクの栄養バランスの取れた食事を心がけることが大事です。

内臓脂肪を減らすには食生活の改善に加え、運動がオススメです。
有酸素運動が効果的と言われているのでウォーキング、ジョギングなどが有効とされています。
内臓脂肪は男性につきやすいとされています。その理由は女性ホルモンの一種であるエストロゲンによるものです。
ですが、更年期以降は女性ホルモンに影響が出てきて、エストロゲンが減少します。すると女性も内臓脂肪がつきやすいので注意が必要です。

ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動は脂肪燃焼、脂肪代謝効果に期待できる最も重要なダイエット方法の一つです。
お腹周りはもちろん全身痩せに期待ができます

お腹周りがスッキリしやすい有酸素運動

1
ウォーキング
ウォーキングは脂肪を燃焼するのに最適な有酸素運動です。初めは難しいかもしれませんが1日1万歩を目指してはいかがでしょうか？慣れると歩きたくなる気持ちが増してくるかもしれませんよ。

2
ランニング
ランニングはウォーキングと違ってハードルは高いので無理はせずに。最初は小走り程度から始めるのもありです。

3
日々の生活で工夫をする
・エレベーターでは階段を使う
・電車では座らずに立つ
・降りる駅のひとつ、ふたつ前でおりる

コツはとにかく身近で楽をしないことを常に考えることがいいかもしれません。

食事制限はダイエットのために必ずやらなければいけないことです。ですが、炭水化物抜き、脂質抜きなど特定の栄養素だけを抜くのは絶対にNGです。体重は減るかもしれませんが栄養が偏ってしまい、結果的に体に負担がかかるおそれがあります。
そこで気を付けるポイントをいくつか紹介します。
気を付けるポイントは3つあります。

1
カロリーを把握する
自分の1日の消費カロリー、摂取カロリーを調べ、それを目標に摂取カロリーが上回らないように調整するのが大事です。

2
栄養バランスを気にする
体を作る栄養素は大きく分けて糖質、脂質、タンパク質の3つのバランスが重要です。糖質は普通、タンパク質は多め、脂質は低めを心がけましょう。

3
食べる順番
空腹の状態でいきなり糖質を摂取すると血糖値が急上昇することがあります。
血糖値の急上昇は体に負担がかかるので肥満、脂肪を蓄える原因になります。
血糖値の急上昇を抑える為に、野菜から食べるようにしましょう。
野菜から食べることで血糖値の急上昇を抑え、太りにくく痩せやすい体作りを目指せます。

4
食べる物の質を変える
同じ糖質を摂取すると言ってもお菓子から取るのではなくしっかり、ご飯から摂るのが大事です。
また、どうしてもお菓子が食べたくなったりしたら

お菓子→ご飯
牛肉→鶏肉
ラーメン→蕎麦
チョコレート→和菓子

上記のように脂質が低いものに代替してみましょう。

お腹周りをしっかりマッサージすることで老廃物、余分な水分排出に期待が持てます。

食事だけでは1日の栄養素をバランスよく取り入れるのは本当に難しいことです。特に外食はどうしても栄養が偏ってしまうのでサプリメントで足りない栄養素を補完しましょう。

むくみを放置するとお腹周りのセルライトになってしまう可能性があります。むくみの原因は様々で冷え、水分の摂り過ぎ、塩分の摂り過ぎ、暴飲暴食などがあります。健康的な生活を心がけるのがむくみ対策になります。

むくみと同様、冷えも放置するとお腹周りの脂肪が増えてしまいます。冷たい飲食はせず、温かい飲食を中心に。そして、体を冷やさないためにシャワーではなく湯船にしっかり浸かるなどが大切です。

ストレッチは有酸素運動の効果、姿勢矯正対策などにも最適なのでお腹周りのサイズダウンに効果的。毎日継続させることで

生活習慣の乱れはお腹周りの脂肪を増加させる一番の原因です。良い睡眠、正しい食生活、適度な運動、ストレスの無い生活。これらを継続させるのがスリムで健康的な体、そしてスッキリしたお腹周りを目指せるコツです。

自己流ダイエットは本当に難しいですよね。とにかく「自分の意思」だけでやるのは続かない。。。。そして失敗してはリバウンドをの繰り返し。そんな人は美容のプロ、エステに頼むのがおすすめです。